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テーラード、スーツ関連のイベントやブランド情報を紹介
130人の日本の男性のポートレートをオールカラーで掲載し、テレビ、ラジオ、全国紙、雑誌、ウェブ媒体に数多く取り上げられ、またヨーロッパやアメリカ、アジアの各国にも紹介されて大きな話題となった写真集『JAPANESE DANDY』。その第二弾『JAPANESE DANDY Monochrome』が5月26日から、発売される。
5月17日には「JAPANESE DANDY Monochrome」の出版記念パーティーが青山「インターセクト by レクサス」で開かれ、第一部、第二部を合わせ250名以上の方が来場し、思い思いのドレスアップスタイルでパーティーを楽しんだ。
JAPANESE DANDYの仕掛け人、河合正人氏は「今回のこの出版に至るまでの二年半、精神的に大変な時期もありましたが、昨夜来てくださった方から労いのメール等を頂いたり、会場での愉しそうにしてくださって居る様子を拝見して居ると、本当に諦めずに、良かったな、と改めて思いました」と締めくくっている。
記録としての価値
100年後、200年後の男たちへ
日本のダンディーを後世へ残すために
「JAPANESE DANDY Monochrome」というタイトルが物語るように、写真はいずれもモノクローム。前作「JAPANESE DANDY」にも一部入っていたが。今回は完璧なモノクローム版。登場人物は前作の130人から170人に増え、判型も大型化し、よりスケール感がアップした。
河合氏は「より人物に迫った写真になっているかと思います。とは言うものの、洋服は全然おろそかになっていなくて、ファッション写真として見てもらっても楽しんでもらえるような内容になっていると思います」。
その河合氏の、現代の日本のテーラードスタイルを写真に残したい、という願いから、JAPANESE DANDYの企画はスタートした。ポイントは3つあるという。
「ひとつは、僕の周りにいる素敵な人たちの姿を写真に撮って留めておくことが、この先記録としての価値も生むんじゃないかなと思ったんですね。
もうひとつは、日本にテーラードスタイルが入ってきて約150年くらい経つんですけど、その人たちが、お上からの命令でテーラードを着続けたわけですね。でもその着続けたおかげで今日この本に載っているような方々が出てきたわけです。それをぜひ、本家である海外(西洋)の方に『どう思いますか?』と見ていただきたかった。
もうひとつはですね、テーラードスタイルを楽しんでいる方々がこの中にはいっぱいいらっしゃいますから、その姿を読者である方が見てくださって、テーラードの洋服をひとつ持っているだけでお洒落の楽しみが広がりますから、ぜひ写真を通して知っていただきたい。これはもう若い方、逆にリタイヤして明日から必要に迫られてスーツを着なくてよくなった人にも再度見ていただいて、“いいな”と思っていただければなって」と話す。
JAPANESE DANDY Monochromeに登場する人物は多岐にわたる。その圧倒的なオーラを放つ被写体たちの色気や立ち振る舞い、その着こなしに魅了されるはずだ。JAPANESE DANDYは、現代という時代に生きた男の生き様をありありと写し出した書籍であり、100年後、200年後の歴史に残る1冊となることだろう。
JAPANESE DANDY Monochrome
プロデュース&ディレクション 河合正人
写真 大川直人
発売日:2017年5月26日(予定)
判型:A3変型判(左右297㎜×天地410㎜)
並製:192ページ
定価:本体[¥4,100+税]
発行元:万来舎 TEL:03-5212-4455
JAPANESE DANDY OFFICIAL WEBSITE
⇒http://japanesedandy.com/
河合正人氏のINTERVIEWページはこちら
⇒http://dressupmen.jafic.org/interview/16_masato-kawai_1/
⇒http://dressupmen.jafic.org/interview/16_masato-kawai_2/