Dress up Men

PERSON

“魅せること”を仕事にした男たちの
スーツの着こなしからプライベートスタイルまで

PERSON #16

羊屋
中野 栄大 ナカノシゲヒロ
2016.09.16
年齢/43歳  身長/173cm   血液型/AB型
  • スーツ
    羊屋
  • シャツ
    羊屋
  • ネクタイ
    SVEVO
  • ネクタイピン
    Tiffany & Co.
  • チーフ
    Mungai
  • メガネ
    OLIVER PEOPLES
  • 時計
    GIRARD-PERREGAUX 1945
  • シューズ
    HIRO YANAGIMACHI
SNAP
SHOP STYLE
男心を掻き立てる隠れ家的空間 テーラー“羊屋”
重厚な扉を開け中に入ると、まるで過去へタイムスリップしたかの様にレトロな雰囲気が漂う。ここは日本橋茅場町。隅田川に面した、このヴィンテージビルの一角にテーラー「羊屋」はある。扱うのはハンドメイドのビスポーク・スーツのみ。それも全体の8割が手縫いによるもの。採寸から型紙作り、仮縫い、縫製までのすべての工程を一人でこなす。そのため1ヶ月に仕立てられるスーツは3着が限界だという。隠れ家のようであり、自然光がやさしく差し込む明るいアトリエはヴィンテージ好きにはたまらない居心地の良さを感じてもらえることだろう。
ENJOY SUIT
攻め過ぎず、地味過ぎず 清潔感を大事に
「スーツはあくまでも脇役。着る方が主役になり、個性を引き立たせるために仕立てることが僕らの仕事だと思っている」と話す中野さん。自身のスタイルも以前は変わったデザインの生地やスタイルが多かったが、年齢のせいか最近はベーシックな方向に落ち着かせ、その分、着こなしに気を使い、着崩しすぎてだらしなくならない様に、清潔感を大事にする。「攻めすぎず、地味すぎず、色使いにメリハリがあると良いですね。これまでのご自分の個性を尊重して、個性をベースに考えた方がより良いコーディネートになると思います。」時計のバンドやメガネなど、少し色を挿し、遊びの要素をプラスすることで見え方を変えてみるのも良い。
PRIVATE STYLE
大変なこともやることに意義がある
「骨董ではなくヴィンテージなものが好き」。見て楽しむのではなく、実際に使い、生活の一部として楽しんでいる。休日には愛車のマスタングでドライブ。「メンテナンスなど手もかかりますけど、大変なのも楽しむことに意義があるのだと思います。」と、ウンチクではなく実体験を大事にする。仕事では、着る人にとって最適な1着を仕立てていく中野さんのプライベートファッションも古いものにインスパイアされたものが多いそう。普段から下町文化や大衆的なものなど様々に触れながら、自らの実体験を通してきたからこそ説得力のある提案や着こなしができる。
SHOP
羊屋
東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第二井上ビル305
INFORMATION
TEL・FAX : 03-6667-0783
営業時間 : 10:00~20:00 (日・祝日定休)
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