年齢/62歳 身長/176cm 血液型/O型
スーツ
HUNTSMAN
シャツ
KINDWARE
ネクタイ
EPOCA
チーフ
KINDWARE
カフリンクス
KINDWARE
メガネ
白山眼鏡店
SNAP
SHOP STYLE
日本における略礼服を考案し
“日本基準の礼儀作法”を創ったカインドウェアの直営店
1894年創業のフォーマルウェア専門メーカーであるカインドウェアの直営店「LINX(リンクス)」。オーダースーツをメインに、百貨店と同様のフォーマルアイテムが揃い、英国ブランドを中心としたセレクト商品を取扱う。世の男性の素敵な身だしなみをカジュアルからフォーマルまで幅広く提案しているショップだ。コンセプトにある「CLASS MODERN」には、クラシックとモダンを融合させたショップと同時に、「CLASS(上流階級)」の意味も込められ、最高水準の商品・情報・サービスが充実。フォーマルスタイルの礼節や着こなしまでを求める方へきっと満足いただけるだろう。また、LINXならびにカインドウェアのサイトでは、スタッフのコーディネートや、フォーマルな場での装い方などの知識を紹介。フォーマルスタイルに精通した熟練のフィッターがその人に合った一着を提案してくれる。
ENJOY SUIT
タキシードは成功者の証
まずは愉しむ気持ちを大切に、
タキシードといってもそのニーズにはどんなものがあるか?どんな場所で着ていけばよいか?わからないという方も多いだろう。ビジネスでは、各業界のパーティや表彰式など。
プライベートでは、今流行りのトワイライトウェディング(夕方から夜にかけておこなわれる結婚式)などに代表されるように、終わる時間に合わせて着るのがマナーであるタキシード。
一着目にお勧めするのは、正式な色でありクラシックへのオマージュから”より深い黒”を追求したオーセンティックな一着。形は、剣襟でスタイリッシュさを演出するブリティッシュスタイルが今らしい。(※写真上段)
同社が合わせて提案するのが、”ミッドナイトブルー(限りなく黒に近い紺)”のタキシ―ドである。生地は日本の毛織物で名高い尾州でオリジナル製作。フォーマルで言い伝えられている、室内の灯りの下で黒よりも黒らしく見える色を再現した、滑らかさと光沢に富んだ逸品だ。(※写真下段=ショールカラーデザイン)
着こなす際にも「タキシードに合わせるシャツや蝶ネクタイは、白黒でコーディネイトするのが一般的ですが、それは女性の華やかなドレス姿を引き立たせるためのもの。そこで愉しめる気持ちになれるか。いかにタキシードを着てくつろげるかが大切です」。また、左記のスナップ写真にあるようにカフリンクスを袖口から出す仕草などさりげない立ち居振る舞いもポイントだという。
PRIVATE STYLE
探究心の継続
進化をとめず感性を研ぎ澄ます
学生時代から映画好きな加藤さん。1950年代〜70年代に公開された名画の中からドレスアップスタイルを探すことを歓びとし、『風と共に去りぬ』などすべて10回以上は観ているという。「真のカッコいいドレスアップスタイルは男の生き様、教養、センスがにじみ出てしまう。映画から学ぶことは奥深い」と話す。今の着こなしでのこだわりは、”ジャストフィットのフィッティング”と”スーツの生地選び”。「
自分で決めたものを着て、何度も失敗を繰り返してやっと完成型に近づいていくことこそ着こなしの醍醐味」だと話すように、トレンドを意識したサイズ感で、スリムに着こなす楽しさとシックさを感じながらオーダー。生地は光沢、手触りなど「アパレル人生の最終章にふさわしい素材を着てみたい」と、探究心を忘れない。いつまでも現役で在り続け、ファッションに対する感性を継続し、若い人への手本となるようにその進化を楽しんでいる。
日本フォーマル協会の専門委員であり講師も務めるなど、紳士の装い全般に深い造詣を持っている加藤さん。自身が監修したフォーマルウェアに関する「
スタイルガイド」「
ルールブック」はフォーマルウェアの知識を身につけたい方にとって最上の参考書になるはずだ。