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職人の手により生みだされる逸品 日本の仕事が伝わる匠の技術やこだわり
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MOVIE #01
アラ商事株式会社
ネクタイづくりの現場
スーツが変わればネクタイも変わる。スーツ同様、時代の変化とともに進化してきたネクタイであるが、近年ではクールビズやオフィスカジュアルの流れもあり、夏場だけでなく通年でネクタイを締めることは少なくなってきた。しかし、男の威厳・象徴でもあるスーツを単なる制服とすることなく、スーツスタイルにおける“男の顔”となるネクタイこそ“ダンディズム”を醸し出す武器ではないか。
現在、日本国内のネクタイ業はひと昔前に比べると減少しているが、1940年の創業以来、糸1本から独自に企画開発し、常に時代のトレンドやニーズに合ったものづくりで今日まで歩み続けているのが、オリジナルネクタイブランド「アールダム」を手がけるアラ商事である。
国内にある自社工場・関連会社アルファテックスでは、生地から縫製まで一貫しておこなえる高い技術力と、長い歴史のなかで培われてきた豊富なノウハウを活かしたものづくりがなされている。ここで生み出される「アールダム」のネクタイは、職人の丁寧な仕事が伝えるぬくもりと、手縫いによるクラフト感の良さが詰まった逸品であり、信頼の証そのもの。
デザインの良さはもちろん、一見するとシンプルだが、上質な糸で緻密に織られた素材の良さは奥行きや滑らかなドレープとして表れ、オトコの風格とエレガンスを演出してくれる。それこそが“粋”であり、靴と同様にその人自身の個性が表れるアイテムであるからこそ、人に見られることを意識して選べば、大事なプレゼンや勝負時などでも自己陶酔で終わらない“魅せるお洒落”と成り得てくる。なによりも作り手が真摯に向き合った「アールダム」のネクタイは、自らの高揚感を満たすとともに、身につける者の武器となり、“所作”をも美しくしてくれることだろう。